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【まずはこれ!】貴志祐介のおすすめ小説ランキングTOP6

ーーー「恐怖」の描き方なら貴志祐介先生の作品を読めーー

皆さん、貴志祐介先生をご存じですか?
「新世界より」や「悪の教典」などの作品が有名かもしれませんが、他にも。読み進めるほどに不安が膨らみ、ページをめくる手が止まらなくなるような作品をいくつも描いています。

そこで今回は、貴志祐介のおすすめ小説ランキングTOP6を紹介します!!
本当に読者の恐怖心を煽る作品が多く、病みつきになるような魅力的な作品ばかりなので、是非最後までチェックしてみてください。

この人の作品は没入感が半端なく、時間を忘れてしまいます。

目次

貴志祐介のおすすめ小説ランキングTOP6

第6位:青の炎

あらすじ

湘南に暮らす17歳の高校生・櫛森秀一は、母と妹との平穏な生活を送っていた。しかし、その日常は、かつて母と結婚していた男・曾根が家に居座ることで崩れ去る。曾根は暴力的かつ身勝手な性格で、家族を精神的にも肉体的にも追い詰めていく存在だった。

警察にも法律にも頼れず、このままでは家族を守れないと考えた秀一は、曾根を殺害することを決意する。そして、緻密な知識と冷静な頭脳を駆使し、「完全犯罪」を目指して周到な計画を立て、実行へと移す。計画は成功したかに思われたが、わずかな綻びが次第に秀一を追い詰めていく。

第6位は「青の炎」です。
貴志祐介先生史上、最も切なさが残る作品です。

本作は貴志祐介ならではの緻密な犯罪描写も見どころです。秀一は高校生とは思えないほど冷静に情報を集め、物理や化学の知識を活かして完全犯罪を計画する。その論理的な思考過程には説得力があり、計画が少しずつ形になっていく様子は知的サスペンスとしても非常に読み応えがあります。一方で、どれだけ完璧に見える計画にも予想外の出来事が重なり、少しずつ綻びが生まれていく展開は最後まで緊張感を失わなず、最後は余韻の残る一作です。

主人公に感情移入して、中々お辛い話ですが名作です。

第5位:ダークゾーン

あらすじ

主人公・塚田裕史は、プロ棋士を目指していたものの夢を諦め、ゲームプログラマーとして働いていた。ある日、目を覚ますと彼は**赤い異形の怪物「王将(キング)」**となり、謎の空間「ダークゾーン」に立っていた。

そこでは、恋人や友人たちもそれぞれ異形の姿となり、特殊能力を持つ「駒」として赤軍を構成している。一方、ライバルだった元奨励会員・奥本が率いる青軍も存在し、両軍は七番勝負で戦うことを強いられる。敗れた軍は消滅し、勝者だけが生き残るという過酷なルールのもと、知略と駆け引きを駆使した戦いが始まる。

第5位は「ダークゾーン」です。
あらすじを観て面白くなさそうだなと思ったそこのあなた、かなり面白いです。

本作はデスゲーム的な楽しさがあります。主人公たちは2チームに分かれ、命を懸けたゲームを行います。一体、どちらのチームが勝つのか、ゲームはどういう展開に転ぶのかといったところを楽しむ作品となっています。しかし、そのシンプルさが非常に読んでいて楽しい。文章が上手いせいか読者の緊張感をほどよく煽り、読んでて自然と力が入るでしょう。

正直何度も読み返したい作品というわけではないのですが、初めて読んだ時の面白さは他の作品の追随を許さないほどでした。。

第4位:クリムゾンの迷宮

あらすじ

主人公・藤木芳彦は、ある日突然、深紅色の奇岩が広がる見知らぬ大地で目を覚ます。なぜここにいるのか、直前の記憶は失われており、傍らには食料と携帯ゲーム機だけが置かれていた。ゲーム機を起動すると、画面には「火星の迷宮へようこそ」というメッセージが表示される。

やがて藤木は、自分と同じように記憶を失った男女9人が、この謎のゲームに参加させられていることを知る。最初は協力して脱出を目指す参加者たちだったが、限られた食料や水、過酷な自然環境によって少しずつ疑心暗鬼が広がり、人間関係は崩壊していく。

第4位は「クリムゾンの迷宮」です。
第5位で紹介した「ダークゾーン」と似ていますが、より人間の極限の心理状態を描いた一作です。

最大の魅力は、リアリティあふれるサバイバル描写でしょう。水や食料の確保、進むべきルートの選択、体力の管理など、一つひとつの判断が生死を左右する。ゲームのような設定でありながら、現実的な知識や戦略が重要になるため、自分もその場にいるかのような緊張感を味わえます。また、登場人物たちの心理描写も見どころの一つ。最初は協力し合っていた参加者たちが、食料不足や疑心暗鬼によって少しずつ関係を崩していく様子は非常に生々しいです。

基本的なサバイバルデスゲームですが、なぜここまで面白い作品なのか不思議です笑。

第3位:悪の教典

あらすじ

私立晨光学院町田高校の英語教師・蓮実聖司は、端正な容姿と優れた指導力を持ち、生徒からは「ハスミン」の愛称で親しまれる人気教師。保護者や同僚からの信頼も厚く、まさに理想の教師として誰からも慕われていた。

しかし、その完璧な笑顔の裏には、他者への共感や罪悪感を一切持たない冷酷な本性が隠されていた。蓮実は、自分の目的や理想を妨げる存在を「障害物」としか考えず、問題を解決するためなら殺人さえも合理的な手段として実行してしまう。しかも、その犯行は綿密な計画によって隠蔽され、誰も彼の正体に気づくことができない。

第3位は「悪の教典」です。
学園サイコサスペンスの傑作です。

「理想の教師」が実は最も危険な存在だったという衝撃的な設定と、緻密な心理描写、息をのむサスペンスが融合した作品です。主人公が生徒に好かれる教師ながらサイコパスで、そのサイコパス視点の考えたや行動が非常に面白く、読んでて楽しいです。学校では、いじめや教師同士の対立、生徒の恋愛トラブル、保護者との問題など、さまざまな事件が起こきます。主人公は表向きには優秀な教師としてそれらを鮮やかに解決していくが、その裏では邪魔者を次々と排除し、完全犯罪を積み重ねていく姿は悪役ながら非常に痛快です。

正直後半が少し微妙だったので、この順位にしましたが、それでもとても面白い作品です。

第2位:黒い家

あらすじ

生命保険会社に勤務する若槻慎二は、ある日、顧客から「保険金の支払いについて相談したい」という連絡を受ける。指定された家を訪れた若槻は、そこで首を吊った子どもの遺体を発見してしまう。しかし、その状況にはどこか不自然な点があり、若槻は違和感を覚える。

やがて調査を進めるうちに、その家の夫婦が関わる異常な出来事や不可解な事件が次々と明らかになっていく。そして若槻は、人間の常識や倫理観がまったく通用しない恐るべき人物と対峙することになる。

果たして事件の真相とは何なのか。若槻は迫り来る恐怖から逃れられるのか――。。

第2位は「黒い家」です。
本作はミステリーというよりホラー色の強い作品です。個人的に小説で一、二を争う怖さです。

本作の最大の魅力は、人間の狂気を圧倒的なリアリティで描いている点にあります。本作には幽霊や怪物のような超常的な恐怖は登場しません。しかし、それ以上に恐ろしい「常識や良心が通用しない人間」の存在が描かれており、読んでいるうちに強烈な恐怖を感じるようになります。序盤から不穏な空気が漂い、ページをめくるたびに緊張感が高まっていきます。相手の行動が予測できないため、主人公と同じように読者も常に不安を抱えながら物語を追うことになり、そのスリルは最後まで途切れません。

序盤に少しだけ退屈になる部分がありますが、そこだけ耐えれば中盤から最後まで一気に読めると思います。貴志祐介先生は、本当に読んでてゾクゾクするような文章が上手ですね。。

第1位:新世界より

あらすじ

主人公・渡辺早季たちは、自然豊かな集落「神栖66町」で平和に暮らしていた。しかし、子どもたちは外の世界や過去の歴史について厳しく制限されており、少しずつ社会の異常さに気づき始める。ある日、仲間たちと禁断の知識に触れたことで、彼らは人類文明が崩壊した真実や、「バケネズミ」と呼ばれる異形の存在の秘密を知ってしまう。

やがて平穏だった世界は崩れ、仲間の失踪、社会による管理と選別、そしてバケネズミとの大戦争へと発展していく。物語は主人公たちの12歳、14歳、26歳の時代を通して描かれ、人類社会の闇や“理想郷”の恐ろしさが徐々に明かされていく。

第1位は「新世界より」です。
小説の中で私が一番好きな作品でもあります。

1000ページを超える大作で、最高に面白いです。最初はどういう話かわからず、世界観が変わっているなと思って読み進めていくと、ドハマりした作品です。いつ物語が動くのか終始ドキドキするような文章の描き方で、ワクワクしながら読めますし、展開が動き出してからの興奮も凄いものがあります。あまり内容に触れるとネタバレになるので避けますが、全人類に読んでほしい一作です。

貴志祐介先生史上、いや小説史上、最高に面白い作品だと思います。

まとめ

今回は「貴志祐介のおすすめ小説ランキングTOP6」について紹介しました。

貴志祐介先生は作家の中で最も恐怖の演出・描き方が上手く、ドキドキハラハラさせてくれる小説家だと個人的には思います。今回挙げた作品も怖いけどどれもページをめくる手がとまらないものばかりです。

貴志祐介先生をまだ知らないという方は、ぜひ読んでみてください!!

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