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【ハズレなし】本当に面白いミステリー小説おすすめTOP10

ーーー全ミステリー小説の中で、「総合的な面白さ」を軸に厳選ーーー


ミステリー小説と一口に言っても多種多様のジャンルがあり、本格ミステリーや社会派ミステリー、サスペンス、イヤミスなど、それぞれ異なる魅力があります。その中で、「どれから読めばいいのかわからない」「本当に面白い作品だけを知りたい」と悩んだこともあるのではないでしょうか?

そこで、今回は全ジャンルひっくるめて本当に面白いミステリー小説おすすめTOP10 を紹介します!!
本格ミステリーから社会派ミステリー、サスペンス、どんでん返し系まで、数ある作品の中から特におすすめできる名作を厳選しました。

ミステリーとして大きな括りで作品選出しましたが、どれも読んでるときの驚きと衝撃が大きかった作品ばかりです。

目次

本当に面白いミステリー小説おすすめTOP10 

第10位:儚い羊たちの祝宴 (著者:米澤穂信)

あらすじ

儚い羊たちの祝宴 は、読書サークル「バベルの会」に関わる人々を描いた5編の連作短編集。

舞台となるのは、上流階級の令嬢たちが集う読書サークル「バベルの会」。会員たちやその家族、使用人たちを中心に、それぞれ独立した事件が描かれていく。物語は一見すると気品に満ちた世界を描いているが、その裏では嫉妬や執着、狂気が静かに渦巻いている。やがて各短編で語られていた出来事が少しずつつながり、「バベルの会」を巡る恐ろしい真実が浮かび上がってくる。

第10位は「儚い羊たちの祝宴」です。
短編集でありながら、一話一話の完成度が非常に高い一作です。

優雅で美しい世界観と、人間の狂気や悪意が生み出す不気味な物語とのギャップを描いた作品です。本作は各エピソードの完成度が非常に高く、どの物語も巧妙に伏線が張られており、ラストで真相が明かされた瞬間に、それまでの印象が一変するような形式になっています。ページをめくっていても、オチがどういう形になるのか掴めず、最後で「なるほど、こういうオチなのか」と毎回思わされるでしょう。

短編なので、一話読んだ後に「ここが伏線だったのか」と読み返しやすいのも魅力の一つだと思います。

第9位:世界でいちばん透き通った物語 (著者:杉井光)

あらすじ

主人公の藤阪燈真は、亡くなった宮内彰吾の隠し子だった。ある日、宮内の長男から「父は生前、未発表の新作を書いていたらしい。その原稿を探してほしい」と依頼される。燈真は出版社の関係者や編集者、家族、知人たちを訪ね歩きながら、幻の原稿の行方を追うことになる。

調査を進めるうちに、燈真は宮内彰吾という人物の知られざる一面や、複雑な家族関係、作家としての人生に触れていく。そして、失われた原稿の謎を追う過程で、誰も予想できない真実へとたどり着く。

第9位は「世界でいちばん透き通った物語」です。
あまりネタバレなしで事前知識を入れずに読んでほしい一作です。

本作はネットで話題になった一作で、終盤に驚かされる構成になっています。私もその触れ込みを聞きながら読み進めていたのですが、確かにこれは衝撃な一作でした。また、ミステリーという面以外にも割と人情面で心を打つ描写が多く、普通に読み進めていても感動できる良作になっています。

正直、本作のようなジャンルは個人的に好きではないのですが、あまりミステリーに詳しくない人に特におすすめの一冊だと思い紹介しました。

第8位:プロパガンダゲーム(著者:根本聡一郎)

あらすじ

大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ち抜いた8人の大学生たち。彼らに課された最終選考は、「プロパガンダゲーム」と呼ばれる特殊なゲームだった。

参加者は政府チームとレジスタンスチームの2つに分かれ、架空の国家を舞台に情報戦を繰り広げる。政府チームは国民を戦争賛成へと導き、レジスタンスチームは戦争を阻止することが目的。SNSやニュース、広告などの宣伝手法を駆使しながら、世論を自分たちに有利な方向へ誘導していく。

ゲームが進むにつれて、参加者たちは情報操作や印象操作の恐ろしさを目の当たりにする。さらに、単なる就職試験だと思われていたゲームの裏には、誰も予想していなかった真の目的が隠されていた。勝敗の行方とともに、その真実が明らかになっていく。

第8位は「プロパガンダゲーム」です。
本格ミステリーというより、心理戦・駆け引きゲームの作品です。

単純にゲームの内容が面白い一作です。「プロパガンダゲーム」という、戦争賛成派と反対派に分かれての情報操作線がバチバチに繰り広げられます。各チームは限られた条件の中で相手の戦略を読み、自分たちに有利な世論を形成しなければならない。面白いルールで、裏切者なども出てきます。次々と繰り出される作戦や心理戦には緊張感があり、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。また、ゲームが終わってからも物語は続き…

高度な頭脳戦と、さらには現代社会への鋭い問題提起をも含んでいる一作です。

第7位:インシテミル(著者:米澤穂信)

あらすじ

大学生の結城理久彦は、「ある人文科学的実験の被験者になれば高額報酬が得られる」という求人広告を見つけ、応募する。選ばれた12人の参加者たちは、地下に造られた隔離施設「暗鬼館」へ集められる。そこで彼らに告げられた実験内容は、7日間を施設内で過ごしながら、参加者同士で行われる“殺人ゲーム”だった。

参加者にはそれぞれ異なる凶器が与えられ、殺人が起きれば犯人当てが行われる。何も起こさずに期間を終えても報酬は得られるはずだったが、やがて死者が現れ、館の中には疑心暗鬼が広がっていく。誰が味方で誰が敵なのか分からない状況の中、生き残りを懸けた心理戦と推理が繰り広げられる。

第7位は「インシテミル」です。
いわゆるデスゲーム系のミステリー小説です。

デスゲームとしてのクオリティが非常に高い本作。閉鎖された施設に集められた参加者たちは、生き残るために互いを警戒しながら生活することになり、読者は「次は誰が殺されるのか」というスリルを味わいながら、同時に「犯人は誰なのか」「どのようなトリックが使われたのか」という本格ミステリーならではの謎解きも楽しめるでしょう。また、本作は極限状態に置かれた人間の心理描写が非常に秀逸だ。最初は協力しようとしていた参加者たちも、死者が出るたびに疑心暗鬼に陥っていく。報酬への欲望や生存本能、他人への不信感がむき出しになり、人間関係が崩壊していく様子は見応えがあります。

長編でありながらテンポが良く、一気読みしてしまう作品です。

第6位:六人の嘘つきな大学生 (著者:浅倉秋成)

あらすじ

成長著しい企業「スピラリンクス」の最終選考に残った六人の大学生たちは、グループディスカッションを通じて一人の内定者を決める課題に挑む。最初は協力し合い、「全員で内定を勝ち取ろう」という理想的な空気さえ流れていた。しかし、最終課題の直前、六人それぞれの“裏の顔”を暴く告発文が会場で発見される。

「誰かが嘘をついている」――。

仲間だったはずの六人は、互いを疑い始め、選考の空気は一変する。学歴、承認欲求、就活での焦り、他人への嫉妬など、それぞれが抱える本音が次第に露わになり、議論は心理戦へと変わっていく。

第6位は「六人の嘘つきな大学生」です。
第7位で紹介した「プロパガンダゲーム」と似ていますが、ややミステリー要素の多い、就活を軸にした心理戦・サスペンス作品です。

本作の魅力は、「誰もが善人にも悪人にも見える」という巧みな人物描写です。物語の序盤では、最終選考に残った6人の大学生たちが協力しながら課題に取り組み、友情や信頼関係を育んでいく。しかし、最終課題でグループメンバーたちの悪行が暴かれる。仲間だったはずの彼らは互いを疑い始め、読者も「誰が嘘をついているのか」を考えながら読み進めることになるでしょう。展開が二転三転していくので、中々犯人を当てるのが難しく、それでいてスリルを感じながら最初から最後まで楽しめる一作です。

ミステリーや心理戦が好きな人はもちろん、就職活動を経験したことがある人や、人間関係の機微を描いた作品が好きな人にもおすすめできる一冊です。

第5位:連続殺人鬼カエル男 (著者:中山七里)

あらすじ

物語は、マンションの高層階から女性の全裸死体が吊るされた状態で発見されるところから始まる。遺体のそばには、子どもが書いたような不気味な犯行声明文が残されていた。あまりにも異様な犯行は世間を震撼させ、犯人はやがて「カエル男」と呼ばれるようになる。

埼玉県警の刑事たちは捜査を進めるが、その後も第二、第三の猟奇殺人が発生。犯行は次第にエスカレートし、街は恐怖と混乱に包まれていく。新人刑事・古手川はベテラン刑事たちと共に犯人を追うが、事件の裏には精神医療や刑法39条(心神喪失者の責任能力)に関わる問題も絡み始める。

そして物語は、単なる「猟奇殺人犯を追うミステリー」では終わらない。読者が信じていた真相は何度も覆され、ラストでは事件の印象そのものが大きく変化していく。

第5位は「連続殺人鬼カエル男」です。
猟奇的な事件を扱う本作は、やや凄惨な描写も含まれるので注意が必要ですが、それでも一度は読んでほしい社会派ミステリーです。

本作は単なるシリアルキラーものではなく、現代社会への問題提起も含めた作品です。犯人を追う捜査の過程で、マスコミ報道やネット世論、刑事司法の問題、そして人々の偏見や差別意識など、現代社会が抱えるさまざまな闇が浮かび上がります。そういう点で、読んでるうちに何となく「こういうこと描きたいんだろな」と展開がわかってきます。と思ったら終盤にものの見事に騙されました。完全に序盤、中盤あたりに置かれていた布石を汲み取ったつもりになっていました。見事な構成の一作です。

終盤から一段物語が面白くなってくるので、是非最後まで読んでほしい作品です。

第4位:アリアドネの声 (著者:井上真偽)

あらすじ

主人公のハルオは、かつて救えるはずだった兄を事故で亡くした過去を持ち、その贖罪の思いから災害救助用ドローンを開発するベンチャー企業で働いている。ある日、障がい者支援都市「WANOKUNI」を訪れていた際に巨大地震が発生する。

避難が進む中、一人の女性・中川博美が地下の危険区域に取り残されてしまう。しかし彼女は「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱えていた。崩落や浸水によって救助隊が現場へ向かうことはできず、残された手段はたった一台のドローンだけ。ハルオは限られた時間の中で、博美を安全なシェルターへ導くという不可能とも思えるミッションに挑む。

第4位は「アリアドネの声」です。
極限状況のサスペンス・ミステリー要素・心を揺さぶる人間ドラマを高いレベルで両立している一作です。

本作は、巨大地震によって地下施設に閉じ込められた女性を救出するというシンプルな構図ですが、「見えない、聞こえない、話せない」という三重障がいを持つ彼女を、遠隔操作のドローンだけで導かなければならないという設定が圧倒的な緊張感を生み出しています。そして、その救助活動の中である疑念が生まれるミステリー要素を含み、さらには人間ドラマとしての話も盛り込んだ超良作です。

一気読み必至の面白展開と読後の余韻の素晴らしい、感動できるミステリー小説を探している方におすすめの一冊です。

第3位:地雷グリコ (著者:青崎 有吾)

あらすじ

主人公は、勝負事に並外れた強さを持つ女子高生・射守矢真兎(いもりや・まと)平穏な日常を望んでいるにもかかわらず、次々と奇妙なゲーム勝負へ巻き込まれていく。

物語では、「じゃんけんグリコ」を発展させた**「地雷グリコ」**をはじめ、「坊主衰弱」「自由律ジャンケン」「だるまさんがかぞえた」「フォールーム・ポーカー」など、一見すると子どもの遊びをベースにしたオリジナルゲームが登場。それぞれのゲームには独自のルールが加えられ、相手の心理や性格、思考のクセを見抜く高度な駆け引きが繰り広げられる。

真兎は持ち前の観察力と論理的思考で、圧倒的な実力者たちを相手に冷静に戦い抜いていく。ゲームの勝敗だけでなく、対戦相手の思惑や人間関係も絡み合い、各エピソードを通じて真兎自身の信念や「負けられない理由」が少しずつ明らかになっていく。

第3位は「地雷グリコ」です。
シンプルでいて最高の頭脳戦が観れらるエンタメミステリー作品です。

本作は、「じゃんけんグリコ」や「だるまさんがころんだ」のような身近な遊びに少し特殊なルールを付けたゲームをするという単純な話です。殺人事件なども起こりません。しかし、そのゲームがとてつもなく面白い。計5つのゲームがありますが、シンプルながらも高レベルの心理戦、頭脳戦が繰り広げられます。主人公射守矢真兎の圧倒的な思考力と冷静さには舌を巻くでしょう。ゲームのルールを最大限活用し、追い詰められた状況からの逆転劇には驚きと「なるほど」と思わされる最高のエンタメ小説です!

こういう系の話で、ゲームが複雑でなく分かりやすいのが本当にすごいと思いました。。

第2位:容疑者Xの献身 (著者:東野圭吾)

あらすじ

高校で数学を教える石神哲哉は、隣に住む花岡靖子に密かな想いを寄せていた。ある日、靖子と娘は復縁を迫る元夫とのトラブルの末、取り返しのつかない事件を起こしてしまう。二人の窮地を知った石神は、愛する人を守るために完全犯罪を計画し、警察の捜査を巧みにかく乱していく。

一方、事件を担当する刑事・草薙は捜査に行き詰まり、友人である天才物理学者・湯川学(ガリレオ)に協力を依頼する。やがて湯川は、この事件の裏に大学時代の旧友であり、自身も天才と認める石神の存在があることに気づく。そして二人の天才による静かな知力対決が始まる。

第2位は「容疑者Xの献身」です。
小説界の王様、東野圭吾先生の小説の中でも特に人気のある一冊です。
東野圭吾作品のおすすめ小説はこちらから

本作は、緻密なミステリーと切ない人間ドラマが見事に融合している作品で、冗長的な部分がなく非常に読みやすい作品です。まずミステリー面では、天才物理学者の湯川学と天才数学者の石神哲哉による頭脳戦は見応え抜群です。石神が仕掛けたトリックは非常に巧妙で、湯川ですら真相にたどり着くまで苦戦を強いられ、そのトリックが明かされたときは「なるほど」と膝を打つでしょう。そしてトリックだけでないのが本作の素晴らしいところです。単なる「犯人当て」ではなく、「なぜそんなことをしたのか」という動機と、石神という男の魅力に胸を締め付けられることになるでしょう。

多くの読者から「東野圭吾の最高傑作」と評価される理由がよく分かる一冊です。

第1位:硝子の塔の殺人 (著者:知念実希人)

あらすじ

ミステリーをこよなく愛する大富豪・神津島が建てた巨大な「硝子の塔」を舞台にした本格ミステリーである。

雪に閉ざされた森の中にそびえ立つ塔へ、刑事、小説家、霊能力者、料理人など、さまざまな経歴を持つ招待客たちが集められる。しかし、優雅な滞在になるはずだった集まりは一変し、館の主人が毒殺される事件が発生する。さらに館内では次々と不可解な殺人が起こり、現場には過去の未解決事件を示唆する血文字まで残されていた。孤立した館の中で、名探偵・碧月夜と医師・一条遊馬が事件の真相を追うことになる。

第1位は「硝子の塔の殺人」です。
ミステリー小説の中で1番おすすめしたいのが本作。ミステリーのレベルもそうですが、エンタメ要素もふんだんに散りばめられている、誰もが楽しめる一作です。

本作は、閉ざされた館、次々と発生する殺人事件、限られた容疑者たち、巧妙に張り巡らされた伏線など、ミステリー好きが求める要素がすべて詰まっています。古典的な名作ミステリーへのオマージュが随所に散りばめられており、本格ミステリーファンほどニヤリとするでしょう。そして、当然物語の終盤には読者の予想を大きく覆す驚きの真相が待っています。伏線は丁寧に配置されており、真相を知った後に振り返ると「あの描写にはそういう意味があったのか」と何度も唸らされるでしょう。

謎を追うワクワク感、推理する面白さ、真相にたどり着いたときの驚き。そのすべてが高いレベルで詰まっている一冊です。

まとめ

今回は「本当に面白いミステリー小説おすすめTOP10 」について紹介しました。
ミステリー小説という大きな括りの中で選出しているので、がちがちのミステリーだけでじゃなく、一般的な物語として楽しめる作品も多いです。

ミステリー小説からしか得られない衝撃を感じつつ、物語として面白い作品ばかりなので是非読んでみてください!!

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